この記事はホームページから問い合わせが来ない原因と、直す順番の各論です。店舗や地域の仕事で、Googleマップから見つけてもらいたい会社に向けて書いています。

MEO対策とは:Googleビジネスプロフィールを整えて、地図で選ばれること

MEO対策とは、Googleマップや「地域名+業種」の検索結果に自社の情報を正しく出し、選んでもらうために、Googleビジネスプロフィールを整えることです。MEOは Map Engine Optimization の略で、ローカルSEOとも呼ばれます。

Googleビジネスプロフィールは無料で追加・申請でき、MEO対策の大部分は自分でできます。 追加も申請も無料であることは、Googleのヘルプに明記されています(Google ビジネス プロフィール ヘルプ、2026-10-03取得)。

Googleは、ローカル検索の順位を決める主な要素として次の3つを挙げています(Google ビジネス プロフィール ヘルプ、2026-10-03取得)。

要素 意味 自社で変えられるか
関連性 検索語とプロフィールの内容がどれだけ合うか 変えられる(情報を正確に、漏れなく入れる)
距離 検索した人の位置から、どれだけ近いか 変えられない
知名度 どれだけ広く知られているか(ウェブ上のリンクや口コミの数など) 少しずつ変えられる(口コミへの返信、ホームページとの連携)

自分でやるMEO対策は、関連性と知名度の2つを整える作業です。同じページでGoogleは、ランキングを上げるための依頼や金銭は一切受け付けていないとも明記しています。

MEO対策を自分でやる順番は?5つの手順

MEO対策を自分でやるときは、次の順番で進めます。1〜3は最初に一度、4と5は続ける作業です。

  1. オーナー確認をする:管理画面に入れる状態にする
  2. 基本情報を正確に入れる:名前・住所・電話番号・営業時間・カテゴリ
  3. 写真を載せる:外観・店内・商品やサービスの様子
  4. 口コミに返信する:良い口コミにも、厳しい口コミにも
  5. 投稿を続け、数字を見る:お知らせを載せ、月に一度パフォーマンスを確かめる
MEO対策を自分でやる順番。確認する、整える、続ける
最初の3つは一度で済みます。続ける2つは、担当者と曜日を決めて回します。

Coadexでは、1〜3を先に終えてから、4と5の担当者と頻度を決める順番を勧めています。続ける作業を先に決めても、土台の情報が古いままでは効果が出ないためです。

Googleビジネスプロフィールの使い方:最初の設定とオーナー確認

Googleビジネスプロフィールの使い方は、最初のオーナー確認がすべての入口です。オーナー確認が済むまで、口コミへの返信などの機能は使えません。

新しく登録する場合と、すでに地図に載っている場合

オーナー確認の方法は、自分では選べない

確認の方法には、電話・SMS、メール、ライブビデオ通話、はがき(一部のビジネスのみ)などがあります。どの方法になるかは Google が自動的に決めるため、変更できません。方法は業種、公開情報、地域、営業時間によって異なります。手順を終えてから確認が完了するまで、5営業日ほどかかるとしています(Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google でビジネスのオーナー確認を行う」、2026-10-03取得)。

以前の担当者や制作会社がオーナーになっている場合は、管理画面から権限のリクエストを送ります。業者に任せている場合も、オーナー権限は自社に残します(理由はMEO対策の相場と費用で説明しています)。

基本情報はどう書けばいいか:Googleのガイドラインで決まっている

基本情報は、Googleの「ビジネス情報のガイドライン」に沿って書きます(Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」、2026-10-03取得)。

項目 書き方 やってはいけないこと
ビジネス名 看板や名刺など、実際に使っている名前 キャッチコピー、サービス内容、地名、営業時間を足す
住所 実際の所在地 従業員がいないバーチャルオフィスを使う
電話番号 その拠点に直接つながる番号 別の場所に転送される番号を使う
カテゴリ 何をしている事業かを、具体的に、できるだけ少なく 属性やキーワードでカテゴリを選ぶ
営業時間 お客さまに対応できる通常の時間 実際と違う時間のまま放置する

ビジネス名に検索されたい言葉を足すのは、MEO対策ではなく違反です。 ガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を含めるとプロフィールが停止される場合があるとしています。

住所・電話番号・会社名の表記は、ホームページの会社概要とそろえます。表記がずれていると、見る人にもGoogleにも同じ会社だと伝わりにくくなります。会社概要に何を載せるかは会社ホームページ制作で必要なページで整理しています。

写真・口コミ・投稿は、どう続ければいいか

最初の設定のあとは、次の3つを続けます。どれも管理画面から無料でできます。

MEO対策で続ける3つの作業。写真、口コミへの返信、投稿
続ける作業は、担当者を1人決めると止まりにくくなります。
作業 Googleのヘルプにある条件 続け方の目安
写真 JPG か PNG、10KB〜5MB。推奨 720×720 ピクセル。過度な加工は避ける 外観・店内・商品を最初にそろえ、変わったら差し替える
口コミへの返信 返信にはオーナー確認が必要。審査は通常10分以内、最長30日ほど 届いた週のうちに返す
投稿 種類は「最新情報」「特典」「イベント」。期間のない投稿は6か月でアーカイブされる 月に数回、お知らせを載せる

写真は写真と動画を管理する、口コミはユーザーからのクチコミを管理する、投稿はビジネス プロフィールの投稿を作成、管理するの各ヘルプ(いずれも2026-10-03取得)に基づきます。

口コミを増やしたいときは、実際に利用したお客さまに投稿をお願いします。特典と引き換えに口コミを頼むことは、Googleのポリシーで禁止されています。注意点はMEO対策の相場と費用の口コミの節にまとめています。

MEO対策の効果は、どの数字で確かめるのか

効果は、管理画面の「パフォーマンス」で確かめます。Googleのヘルプでは、検索、閲覧数、ルート、通話数、ウェブサイトのクリックなどの指標が見られるとしています(Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」、2026-10-03取得)。

月に一度、次の3つを見ます。

  1. 閲覧数:プロフィールが見られているか
  2. 通話数・ルート:来店や電話につながっているか
  3. ウェブサイトのクリック:ホームページに来ているか

閲覧数が増えないなら基本情報とカテゴリを、閲覧数はあるのに電話やルートが少ないなら写真と口コミへの返信を見直します。ホームページへのクリックがあるなら、受け皿となるホームページの集客も合わせて整えます。順番はホームページ集客の方法で扱っています。

よくある質問

MEO対策は自分でできますか

できます。オーナー確認、基本情報、写真、口コミへの返信、投稿は、どれもGoogleビジネスプロフィールの管理画面から無料で行えます。続ける担当者を決められない場合や、店舗が複数ある場合は、業者に頼む方法もあります。

Googleビジネスプロフィールの使い方で、最初にやることは何ですか

オーナー確認です。確認が済まないと、口コミへの返信などの機能が使えません。確認の方法はGoogleが自動で決め、完了まで5営業日ほどかかるとしています。

ビジネス名に「地域名」や「サービス名」を入れると上位に出ますか

Googleのガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を含めることを禁止しており、プロフィールが停止される場合があります。看板や名刺で実際に使っている名前にします。サービス内容はカテゴリや説明の欄に書きます。

MEO対策を相談できますか

Coadexは、Googleビジネスプロフィールの整備についてご相談を受けています。店舗の数と今のプロフィールの状態をうかがい、自社でやる範囲と頼む範囲を整理してお答えします。お問い合わせからご連絡ください。

出典・参考資料