結論:止まるのは意欲の問題ではなく、仕組みの問題

会社サイトの更新が止まる会社の多くは、最初の数か月は熱心に更新しています。止まるのは、「書くこと」が担当者の意欲と空き時間に依存しているから です。忙しくなれば止まり、担当者が変われば止まります。

続く会社は、意欲に頼りません。何を書くかの出所、下書きの作り方、公開までの手順が決まっていて、忙しくても回る型があります。

更新が止まる3つの理由

理由1:何を書くか、決まっていない

「何か書かなきゃ」から始めると、ネタ探しに時間を取られ、書き始める前に疲れます。ネタは、探すものではなく、日々の業務から出るものです。問い合わせで聞かれたこと、打ち合わせで説明したこと、社内で決めたこと。出所を決めれば、ネタは尽きません。

理由2:書く工程が1人に集中している

ネタ出し、執筆、画像、公開。全部を1人が担うと、その人が忙しい週は止まります。工程を分け、下書きをAIに任せるだけで、1人あたりの負担は大きく減ります。

理由3:公開までの手順が重い

「上長の確認」「デザインの調整」「複数人の承認」。手順が増えるほど、1本にかかる日数が延び、待ちの間に次のネタが古くなります。確認は1人、公開は担当者の判断で、と決めると流れます。

止まる運用と、続く運用の違い

更新が止まる運用と続く運用の比較。ネタを探す/業務から拾う、1人で全部/AIが下書き・人が確認、承認が多い/確認1人で公開
続く運用は、特別な仕組みではなく、依存をなくした運用です。
止まる運用 続く運用
担当者が毎回ネタを探す 問い合わせ・打ち合わせからネタを拾う
1人がゼロから書く AIが下書き、担当者が確認して直す
公開まで複数人の承認がある 確認は1人、公開は担当者の判断
書ける週に書き、書けない週は飛ばす 週1本と決め、曜日を固定する
完成度を上げてから出す 出してから、反応を見て直す

週1本で回す仕組み:3ステップ

週1本で回す3ステップ。ネタの出所を決める、AIで下書きする、人が確認して公開する
1本あたりの作業を、担当者の確認と修正だけに絞ります。

ステップ1:ネタの出所を決める

「問い合わせで聞かれたこと」を第一の出所にします。週に1つ、実際に聞かれた質問を選び、それに答える記事にします。聞かれた質問に答える記事は、同じ疑問を持つ人の検索にも、AIの回答にも拾われやすい。 ネタ帳を作る必要はなく、問い合わせの記録を見返せば足ります。

ステップ2:AIで下書きを作る

選んだ質問と、担当者が普段している説明のメモをAIに渡し、記事の下書きを作らせます。指示は「この質問に、冒頭で結論を書き、理由と手順を続け、最後によくある質問を3つ付ける」程度で構いません。ここで担当者が書く時間は、ほぼゼロです。

ステップ3:人が確認して、公開する

下書きを担当者が読み、事実の誤り、自社の言い方との違い、抜けている条件を直します。この確認が、記事の品質を決めます。AIの下書きをそのまま出さない。担当者の経験で直す。 直したら、その日のうちに公開します。

この3ステップで、1本あたりの担当者の作業時間は、確認と修正の30分から1時間程度に収まります。週1本なら、週1時間です。

続けるための2つの約束

仕組みがあっても、次の2つを決めておかないと崩れます。

  1. 曜日を固定する:「毎週〇曜日に公開」と決める。空いた時間に書く、では続きません。
  2. 完成度より継続を優先する:80点で出し、反応があれば直す。100点を待つと、その週は出ません。

更新が続くと、サイト全体の「生きている感じ」が変わり、検索にもAIにも「情報が更新されている会社」として扱われます。問い合わせへの影響はホームページから問い合わせが来ない原因と、直す順番にまとめています。

よくある質問

週1本は多すぎませんか。月1本ではだめですか

月1本でも、止まるよりは良いです。ただ、月1本は「先送りしやすい頻度」で、1回飛ばすと2か月空きます。週1本は、飛ばしても翌週があるので、リズムが戻りやすい。

AIで下書きを作ると、どこも同じような記事になりませんか

AIの下書きをそのまま出すと、そうなります。担当者が「自社ではこう説明している」「この条件が抜けている」と直す工程が、他社との違いになります。下書きはAI、価値は担当者の確認で作ります。

書くネタが本当に見つからない場合は

問い合わせの記録を1か月分見返してください。同じ質問が2回以上出ていれば、それが記事です。問い合わせが少ない場合は、打ち合わせで毎回説明していることをネタにします。

自社サイトの更新状況が、集客にどう影響しているか知りたい

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